1922年、イギリスでは2種類のスリーペンス硬貨が発行されていた
1922年、イギリスでは「スリーペンス(3ペニー)」と呼ばれる小額面の硬貨が発行されました。実はこの年に発行されたスリーペンスには、銀で作られたものとニッケルで作られたものの2種類が存在します。どちらの素材で作られているかによって、現在の価値が大きく異なるため、見分け方を知っておくことが重要です。
見分け方は「G」ミントマークの有無
1921年から1927年にかけて鋳造されたスリーペンス硬貨のうち、「G」というミントマーク(造幣局刻印)が入っているものは、銀50%・銅50%の合金で作られています。これは本物の銀貨にあたるタイプです。一方、同じ時期に発行されながら「G」マークが入っていないものは、ニッケルや真鍮(黄銅)を使用して鋳造された非貴金属版であり、素材の価値は銀貨よりも低くなります。
現在の市場価値の目安
コレクターズアイテムとしての評価を見てみると、1922年製の銀製スリーペンス硬貨は、保存状態などによりおよそ2ポンドから15ポンドの範囲で取引されています。特に状態の良い美品は高く評価される傾向があります。一方、ニッケル製のスリーペンスは価値が控えめで、おおむね1〜2ポンド前後にとどまるのが現状です。
もしお手元に古いスリーペンス硬貨をお持ちでしたら、まず表面や裏面の「G」マークの有無を確認してみましょう。それだけで、その硬貨が希少な銀貨なのか、それとも一般的なニッケル貨なのかを簡単に判断できます。