はじめに
アメリカ合衆国には、現在では流通していない「2セント硬貨」や、200年以上の歴史を持つ「1セント硬貨」が存在します。本記事では、それぞれの硬貨がいつ法律によって発行を認められたのか、また材質・重量・直径・厚みといった基本スペックをわかりやすくまとめてご紹介します。
2セント硬貨(Two Cent Piece)とは
2セント硬貨は、1864年2月21日付の法律によって発行が認められたアメリカの硬貨です。南北戦争期の小額硬貨不足を背景に導入され、1873年まで鋳造されました。実はこの硬貨、「IN GOD WE TRUST(我らは神を信ず)」の銘が初めて刻まれたアメリカ硬貨としても知られています。
2セント硬貨の基本スペック
- 発行認可: 1864年2月21日の法律
- 材質: 銅95%、スズ・亜鉛5%(ブロンズ)
- 重量: 1.67グラム
- 直径: 17.9ミリメートル
- 厚み: 1.2ミリメートル
1セント硬貨(One Cent Piece)とは
1セント硬貨の歴史はさらに古く、1792年4月22日付の法律によって発行が認められました。これはアメリカ建国初期における貨幣制度整備の一環であり、以来「ペニー」という愛称で広く親しまれてきました。
1セント硬貨の基本スペック
- 発行認可: 1792年4月22日の法律
- 材質: 銅95%、スズ・亜鉛5%(ブロンズ)
- 重量: 2.5グラム
- 直径: 19ミリメートル
- 厚み: 1.5ミリメートル
まとめ
2セント硬貨と1セント硬貨は、それぞれ1864年と1792年の法律によって発行が認められたアメリカの銅貨です。両者とも銅95%を主成分とするブロンズ製ですが、1セント硬貨のほうがやや大きく、重い仕様となっています。これらの数値は、コレクターや歴史愛好家にとって真贋の鑑定や年代分類を行ううえで重要な手がかりとなります。