考古学的発見

最初のピラミッドを造ったのは誰?その起源と歴史を解説

最初のピラミッドを造ったのは古代エジプト人

最初のピラミッドを建設したのは古代エジプト人です。彼らはピラミッドを、ファラオ(王)が来世へ旅立ち永遠に眠るための巨大な墓として造りました。

現存する最古のエジプトのピラミッドは、第3王朝期(およそ紀元前2700年〜2600年頃)にナイル川西岸のサッカラで建造されたものです。

サッカラの階段ピラミッド

なかでも特に有名なのが、王ジョセルのために宰相イムホテプが設計した「階段ピラミッド」です。従来のマストバ(長方形の平屋形式の墓)を何段も積み重ねた独特の形状を持ち、石造りの大規模建築としては世界最古級とされています。

この階段ピラミッドの技術と思想はその後受け継がれ、真四角な「真正ピラミッド」への進化を経て、やがて紀元前2500年頃にギザの三大ピラミッドとして結実しました。つまりサッカラの遺跡群は、エジプト文明を象徴するピラミッド建築の出発点といえるのです。