1922年ピースダラーとは
1922年に鋳造された「ピースダラー(Peace Dollar)」は、第一次世界大戦の終結による平和を記念して発行されたアメリカの1ドル銀貨です。ピースダラーは1921年に初めて鋳造され、その後も流通用貨幣として製造が続けられました。中でも1922年版は発行枚数が非常に多く、コレクターにとって最も入手しやすい年代の一つとされています。
銀の含有量は90%
1922年ピースダラーには、90%の銀(フィネス900)と10%の銅が含まれています。この配合は、当時のアメリカの銀貨に標準的に採用されていたもので、「シルバーダラー(銀ドル)」と呼ばれる由縁となっています。銅を加えることで硬貨の強度が高まり、日常の流通にも耐えられる仕様となっていました。
具体的な重量データ
- 総重量:約26.73グラム
- 純銀量:約24.06グラム(約0.7734トロイオンス)
- 直径:約38.1ミリメートル
つまり、1922年ピースダラー1枚には、実に3/4オンスを超える純銀が含まれていることになります。この豊富な銀含有量こそが、古い銀ドルが今なお高く評価される大きな理由です。
記念硬貨としての価値
ピースダラーは当初、戦争終結を祝う記念的な意味合いを持って発行されました。表面には自由の女神の肖像が、裏面には平和の象徴である鷲の意匠が刻まれており、美しいデザインから現在でも人気の高いコインです。
1922年版は発行枚数が多いため、状態によって価格は大きく異なります。一般的な流通品であれば銀地金としての価値が中心となりますが、未使用に近い高グレードのものや、希少なミスプリント(エラー品)はコレクターズアイテムとして高額で取引されることもあります。
まとめ
1922年ピースダラーの銀含有量は90%(純銀約24.06g)です。歴史的な背景と豊富な銀含有量を兼ね備えたこの銀貨は、初めてコイン収集を始める方にもおすすめの一枚と言えるでしょう。