歴史クイズ

第一次世界大戦の運命を分けた1918年の夏――何が起こったのか?

1918年の夏、第一次世界大戦の行方を決定づける二つの重大な出来事が起こりました。それが第二次マルヌ会戦と百日攻勢です。これらの戦いは、最終的にドイツの敗北と戦争の終結へとつながる決定的な転換点となりました。

第二次マルヌ会戦(1918年7月15日~8月5日)

ドイツ軍は西部戦線において大規模な攻勢を発動しました。その狙いは、アメリカ軍の増援部隊が大量に到着する前に連合国軍の防衛線を突破し、勝利を確定させることにありました。

しかし、フランス軍とアメリカ軍は一致団結してこの攻勢を食い止め、ドイツ軍の進撃を阻止することに成功します。

この結果は、西部戦線におけるドイツ軍による最後の決定的勝利の試みが失敗に終わったことを意味していました。主導権はここで完全に連合国側へと移り変わったのです。

百日攻勢(1918年8月8日~11月11日)

マルヌでの勝利に続いて、連合国軍は西部戦線全体にわたる一連の組織的かつ継続的な攻勢を展開しました。フランス元帥フォッシュの総指揮の下、イギリス・フランス・アメリカ・ベルギー各軍が連携して作戦を進めたことが特徴です。

これらの攻勢により、連合国軍は目覚ましい勝利を重ね、ドイツ軍の防衛線を次々と突破し、ドイツ軍に甚大な損害を与えました。特に8月8日のアミアンの戦いは、ドイツ最高司令部自身が「ドイツ軍にとって暗黒の日」と認めたほどの決定的な打撃となりました。

成功を重ねる攻勢によってドイツ軍は着実に押し戻されていきました。連合国側の士気は高まる一方、ドイツ国内では疲弊と混乱が広がり、防御態勢は崩壊の一途をたどります。

こうして戦局は完全に傾き、1918年11月11日、ついに休戦協定が調印され、4年に及ぶ世界大戦は幕を下ろしたのです。