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古代ローマのサーカス・マキシマスとは?その驚異的な収容人数に迫る

サーカス・マキシマス(Circus Maximus)とは

サーカス・マキシマスは、イタリア・ローマのパラティーノの丘とアヴェンティーノの丘に挟まれた谷間に位置していた、古代ローマの戦車競技(チャリオットレース)用スタジアム兼娯楽施設です。

古代ローマで最初に、そして最も古い時期に建設された競技場であると同時に、最大規模を誇るサーカスでもありました。その優れた構造設計は、ローマ帝国の各属地に後から建てられた同種の競技場のモデルとなり、帝国全土の都市計画に大きな影響を与えました。

驚異的な収容人数

サーカス・マキシマスの観客席は、座席だけでも約15万席から38万5千席を収容できたと推定されています。さらに立ち見エリアを含めると、最大で約48万人もの観客を一度に受け入れられたと考えられています。

この規模は現代の大型スタジアムをはるかに上回るものであり、サーカス・マキシマスは人類が設計・建設したスタジアムの中でも、収容能力において史上最大級の建造物の一つとして位置づけられています。当時のローマ市民にとって、戦車競技は生活の中心をなす大衆娯楽であり、この巨大施設には帝政期の繁栄と市民文化が色濃く反映されていました。