1945年5月8日は、ナチス・ドイツが連合国(アメリカ、イギリス、ソ連、フランスなど)に対して無条件降伏し、ヨーロッパにおける第二次世界大戦が正式に終結した歴史的な日です。この日は「欧州戦勝記念日(V-Eデー)」として広く知られています。
ドイツの無条件降伏
降伏文書は1945年5月7日にフランスのランスで調印され、翌5月8日午後11時1分(中央ヨーロッパ時間)に正式に発効しました。これにより、1939年のポーランド侵攻から始まったヨーロッパの戦争に、6年近くに及ぶ歳月を経てようやく終止符が打たれたのです。
各国での祝賀ムード
イギリスやアメリカでは5月8日に大規模な祝賀行事が行われました。ロンドンのバッキンガム宮殿前には数十万人もの人々が集まり、ウィンストン・チャーチル首相が国民に勝利を宣言したことは有名です。ニューヨークのタイムズスクエアでも熱狂的な祝賀が繰り広げられました。
ソ連では5月9日が記念日に
一方、降伏の発効時刻はすでにモスクワ時間では5月9日になっていたため、ロシアをはじめとする旧ソ連諸国では、現在も5月9日を「戦勝記念日」として祝っています。
戦争はまだ完全には終わっていなかった
ただし、この時点で第二次世界大戦全体が終結したわけではありません。太平洋地域では日本が依然として戦いを続けており、戦争が完全に終わったのは、その約3か月後の1945年8月15日のことでした。