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ブリッツ(ロンドン大空襲)に投入された航空機の種類を徹底解説

1940年から1941年にかけてイギリスを襲った「ザ・ブリッツ」と呼ばれる大規模な空襲では、ドイツ空軍とイギリス空軍がそれぞれ数多くの航空機を投入しました。ここでは、この激しい攻防で中心的な役割を果たした両軍の主力機を紹介します。

ドイツ軍の航空機

ハインケル He 111

ブリッツ期間中に最も広く使用されたドイツの中距離爆撃機です。最大約900kg(2,000ポンド)の爆弾を搭載でき、航続距離は約1,600km(1,000マイル)に達しました。

ドルニエ Do 17

同じく中距離爆撃機で、ブリッツで大量に投入されました。He 111とほぼ同等のサイズと性能を持ちながら、より流線型の設計を採用していたため、速度面で優れていました。

ユンカース Ju 88

開戦後に実戦配備された多用途中距離爆撃機です。He 111やDo 17よりも高速で航続距離が長く、より多くの爆弾を搭載できるなど、総合性能で先行していました。

メッサーシュミット Bf 109

単発戦闘機であり、第二次世界大戦を通じて最も成功したドイツ軍機の一つです。高速・高運動性・重武装を兼ね備え、連合国軍機を最も多く撃墜したドイツ機として知られています。

メッサーシュミット Bf 110

双発戦闘機で、主に夜間戦闘機として運用されました。Bf 109よりも高速で重武装でしたが、その分運動性には劣っていました。

イギリス軍の航空機

スーパーマリン スピットファイア

単発戦闘機で、大戦中最も象徴的な存在となった航空機です。高速・高運動性・重武装を備え、ドイツのいかなる戦闘機とも互角以上に渡り合える性能を発揮しました。

ホーカー ハリケーン

同じく単発戦闘機で、ブリッツ防衛において大量に活躍しました。スピットファイアほどの速度や運動性こそありませんでしたが、頑丈で被弾に強いという大きな強みを持っていました。

ブリストル ブレニム

中距離爆撃機で、主に夜間爆撃任務に従事しました。ドイツの爆撃機ほどの爆弾搭載力はありませんでしたが、速度と運動性の面で優れていました。

ヴィッカース ウェリントン

重爆撃機で、昼間・夜間の双方の爆撃任務に使用されました。速度は遅く敵の攻撃に対して脆弱でしたが、大量の爆弾を運べることが最大の武器でした。

このように、ブリッツにおける空中戦は、ドイツの爆撃機部隊とそれを護衛する戦闘機、そしてこれを迎え撃つイギリスの戦闘機部隊による、技術と戦術の総力戦だったといえます。