第三次中東戦争(六日間戦争)とは
第三次中東戦争(六日間戦争)は、1967年6月5日から10日にかけて、イスラエルと周辺アラブ諸国(エジプト、ヨルダン、シリア)との間で行われた大規模な武力紛争です。わずか6日間という短期間で決着し、その後の中東情勢に決定的な影響を与えた歴史的な戦争として知られています。
各国の主要指導者
イスラエル
- レヴィ・エシュコル:当時のイスラエル首相。開戦時の最高指導者として国家を率いました。
- モーシェ・ダヤン:国防大臣。開戦直前に国防相に就任し、軍事作戦全体の指揮を主導しました。
- イガル・アロン:副首相兼労働大臣。著名な軍人出身の政治家でもありました。
エジプト
- ガマール・アブドゥル=ナーセル:エジプト大統領。アラブ民族主義の象徴的存在で、ティラン海峡の封鎖などを通じて地域の緊張を高めました。
- アブドゥルハキーム・アーメル:エジプト軍総司令官。戦後、敗北の責任を問われることになりました。
ヨルダン
- フセイン国王:ヨルダン国王。エジプトと軍事同盟を結んで参戦しましたが、結果として東エルサレムとヨルダン川西岸を失いました。
- ワスフィー・タル:当時のヨルダン首相。
シリア
- ヌールッディーン・アル=アターシー:当時のシリア大統領。
- ハーフィズ・アル=アサド:シリア国防大臣。後に大統領へと昇りつめ、長期にわたる政権を築いた人物です。
まとめ
六日間戦争では、イスラエル側のエシュコル首相やダヤン国防相、アラブ側ではナーセル大統領やフセイン国王らが中心的な役割を果たしました。この戦争の結果、イスラエルはゴラン高原、ヨルダン川西岸、ガザ地区、シナイ半島などを占領し、今日まで続く中東和平問題の基本的な構図がここに形成されたのです。