ノーベル平和賞を受賞したアメリカの副大統領は2人
歴史上、ノーベル平和賞を受賞したアメリカ合衆国の副大統領は2名います。それぞれの受賞理由について詳しく見ていきましょう。
1. セオドア・ルーズベルト(1906年)
セオドア・ルーズベルトは、1906年にノーベル平和賞を受賞しました。彼は1901年に副大統領を務め、その後第26代大統領に就任しています。受賞の主な理由は、日露戦争の終結に向けて仲介役を果たし、ポーツマス条約の締結を実現させたことにあります。また、アメリカと諸外国との間の紛争を外交的に解決へ導いた努力も高く評価されました。
2. チャールズ・ドーズ(1925年)
チャールズ・G・ドーズは、イギリスの政治家オーステン・チェンバレン卿と共同で、1925年のノーベル平和賞を受賞しました。受賞の対象となったのは、第一次世界大戦後にドイツへ課せられた賠償金の支払い計画を再構築した「ドーズ案」への貢献です。この計画により、戦後ヨーロッパの経済的安定が大きく前進しました。ドーズ自身は、カルビン・クーリッジ政権下で第30代副大統領を務めています。
まとめ
このように、副大統領経験者としてノーベル平和賞に輝いたのは、日露戦争の和平を仲介したセオドア・ルーズベルトと、ドイツ賠償問題の解決に貢献したチャールズ・ドーズの2人です。いずれも、国際的な紛争の平和的解決に大きな足跡を残した人物といえます。