大英帝国は歴史上最大の帝国として知られ、最盛期には世界の陸地のおよそ4分の1を支配していました。1750年頃のイギリスは、すでに北米、カリブ海、アフリカ、アジアへと広がる植民地網を築きつつありました。ここでは、大英帝国に属していた主な地域を、地域別にわかりやすくまとめて紹介します。
アフリカ
- ガンビア
- ゴールドコースト(現ガーナ)
- シエラレオネ
- ナイジェリア(ラゴスを含む)
- カメルーン(ヴィクトリアを含む)
- セントヘレナ
アメリカ大陸
- ハドソン湾地方(カナダ)
- ノバスコシア(カナダ)
- ニューファンドランド・ラブラドール(カナダ)
- ジャマイカ
- バルバドス
- ベリーズ
- ケイマン諸島
- バハマ
- タークス・カイコス諸島
- 英領ギアナ(現ガイアナ)
- 英領ホンジュラス(現ベリーズ)
アジア
- インド(マドラス、ボンベイ、カルカッタを含む)
- セイロン(現スリランカ)
- マラヤ(ペナン、マラッカ、シンガポールを含む)
- ミャンマー(アラカン、テナセリムを含む)
ヨーロッパ
- ジブラルタル
オセアニア
- ニューサウスウェールズ(オーストラリア)
- タスマニア(オーストラリア)
- ニュージーランド
まとめ:大英帝国の拡大の歴史
1750年の時点で、イギリスは大西洋を中心とした貿易網と植民地をすでに保有していました。ただし、上記の地域の中には、帝国の拡大が本格化した19世紀以降に正式に獲得されたものも含まれている点に注意が必要です。たとえば、オーストラリアへの入植は1788年、ニュージーランドの併合は1840年とされています。
このように大英帝国は、17世紀から20世紀初頭にかけて段階的に勢力を広げ、「日の沈まぬ国」と呼ばれるほどの巨大な版図を築き上げました。各地域がいつ、どのような経緯でイギリスの支配下に入ったのかをたどると、世界近现代史の流れがより深く理解できるでしょう。