大西洋奴隷貿易は15世紀に始まりました。アフリカ人奴隷が初めて「新世界(新大陸)」に連れてこられたのは1502年のことです。この年、クリストファー・コロンブスの時代のスペイン探検隊がカリブ海に到達し、最初のアフリカ人奴隷たちが新大陸の地に足を踏み入れました。
イギリス北米植民地への到着は1619年
一方、現在のアメリカ合衆国につながるイギリス北米植民地に最初のアフリカ人奴隷が到着したのは、1619年のことです。彼らはバージニア州のジェームズタウンに上陸しました。この出来事は、後にアメリカ史全体を形作ることになる奴隷制の歴史の出発点として広く認識されています。
1619年の到着が持つ歴史的意義
1619年にジェームズタウンに到着したのは、記録によれば「20人余りのアフリカ人」でした。当初は契約奉公人に近い形で扱われた可能性もありますが、やがて北米植民地における世襲的で永続的な奴隷制度へと発展していきました。この制度は約240年間にわたって続き、南北戦争後の1865年、憲法修正第13条による奴隷制廃止によってようやく終焉を迎えました。
つまり、「アフリカ人が初めてアメリカ大陸に奴隷として連れてこられた年」は1502年、そして「現在のアメリカ合衆国の領域にあたるイギリス植民地に最初に到着した年」は1619年である、というのが答えになります。