アジアの歴史

唐王朝を建国したのは誰?李淵と高祖の即位をわかりやすく解説

唐王朝を建国した人物とは

中国史上最も繁栄した王朝の一つとされる唐王朝(618年〜907年)を建国したのは、李淵(り・えん)という人物です。李淵は隋に仕える武将であり、隋の皇室とも遠い血縁関係にあった有力者でした。

隋の滅亡から唐の成立へ

7世紀初頭、大運河の建設や度重なる遠征による負担で隋は疲弊し、各地で反乱が相次いでいました。李淵は太原(たいげん)に駐屯する将軍として勢力を蓄え、617年についに挙兵します。翌618年、隋が崩壊すると、李淵は都の長安で皇帝に即位しました。

「唐の高祖」としての歴史的評価

即位した李淵は、国号を「唐」と定め、後世には唐の高祖(こうそ)と呼ばれています。彼の建国により、長安を中心とした大唐帝国の基礎が築かれました。その後、息子の李世民(り・せいみん、太宗)が実権を握り、貞観の治と呼ばれる黄金時代を迎えます。

このように、唐という約300年続く大王朝の礎を築いたのが、武将出身の李淵だったのです。