北米の歴史

北米初のオランダ人入植地はどこ?ニューアムステルダムの歴史を解説

北米における最初のオランダ人入植地は、ニューアムステルダム(New Netherlandの首都)です。1624年、マンハッタン島の南端に建設されたこの入植地は、後に世界的な大都市となるニューヨーク市の起源となりました。

ニューアムステルダムの誕生

17世紀初頭、オランダ西インド会社は新大陸での貿易拠点の確立を進めていました。1624年にはじまる入植活動を経て、マンハッタン島南端に築かれたニューアムステルダムは、毛皮交易の中継地として急速に発展していきました。

マンハッタンの「購入」

1626年には、ピーター・ミヌイットが先住民からマンハッタン島を譲り受けたとされ、この逸話は有名です。伝えられるところによれば、取引に使われたのは当時の価値で約60ギルダー相当の品々だったと言われています。

ニューヨークへの改名

1664年、イングランドがこの地域を支配下に置くと、入植地の名称は変更されました。当時のイングランド国王チャールズ2世の弟であるヨーク公(後のジェームズ2世)にちなみ、「ニューヨーク」と名付けられたのです。

こうしてオランダ人の小さな交易拠点は、やがて世界有数の経済・文化の中心地へと成長していきました。現在もウォール街など、ニューヨークの各地にオランダ時代の名残を見ることができます。