北米の歴史

アメリカは第一次世界大戦に参戦したのか?その経緯と背景を解説

はい、アメリカ合衆国は1917年4月6日に第一次世界大戦へ正式に参戦しました。ヨーロッパで開戦から約3年が経過した後のことです。

参戦の直接のきっかけ

アメリカが参戦を決断した最大の要因は、ドイツが大西洋において「無制限潜水艦作戦」を宣言したことでした。この作戦により、ドイツのUボート(潜水艦)は警告なしに商船や旅客船を攻撃するようになり、中立国であるアメリカの船舶や乗員の命までが脅かされる事態となりました。

Uボートの脅威と世論の変化

実はそれ以前にも、1915年にイギリス籍の客船「ルシタニア号」がドイツの潜水艦に撃沈され、多数のアメリカ人乗客が犠牲となる事件が発生していました。さらに1917年初頭には、ドイツがメキシコにアメリカへの攻撃を持ちかけていた「ツィンメルマン電報」が発覚し、アメリカ国内の対独感情は一気に硬化していきました。

連合国側への参加

こうした状況を受け、ウィルソン大統領は議会に宣戦布告を求め、1917年4月6日、アメリカはイギリスやフランスなどを中心とする連合国(協商国)側としてドイツに宣戦布告しました。アメリカの参戦は、大量の兵員と物資が欧州戦線へ送られることを意味し、その後の戦争の行方に決定的な影響を与えることとなりました。