東半球と西半球の境界線「本初子午線」とは
地球は、南北に走る一本の線——本初子午線(ほんしょしごせん)を境にして、東半球と西半球に分けられています。本初子午線は経度0度の位置にあり、北極から南極まで地球を縦断する線です。この線より東側にある地域が東半球、西側にある地域が西半球とされます。
なお、本初子午線はイギリス・ロンドンのグリニッジ天文台を通過することから、「グリニッジ子午線」と呼ばれることもあります。
それぞれの半球に属する主な国・地域
東半球の主な国・地域
- 中国
- インド
- 日本
- ロシア
- オーストラリア
- ヨーロッパ諸国
- アフリカ諸国
西半球の主な国
- アメリカ合衆国
- カナダ
- メキシコ
- ブラジル
- アルゼンチン
- チリ
- ペルー
ただし、ロシアやフィジーなど一部の国は本初子午線をまたいで存在するため、どちらの半球にも属する部分があります。厳密には、本初子午線とその反対側にあたる経度180度の子午線(国際日付変更線付近)との間で東西が区切られると考えられています。
もう一つの重要な区分線「赤道」
地球を二つの半球に分ける線は、本初子午線だけではありません。赤道(せきどう)もまた、地球を北半球と南半球に分ける重要な基準線です。赤道は緯度0度の位置にあり、東西方向に地球を一周しています。赤道より北側が北半球、南側が南半球です。
このように、本初子午線と赤道という2つの基準線を組み合わせることで、地球上のあらゆる地点を正確に位置づけることができます。地図やGPSで使われる緯度・経度の仕組みも、これらの線を基礎として成り立っているのです。