南軍の旗に描かれた星の数は11個
アメリカ南北戦争期、アメリカ連合国(南部連合)の国旗として掲げられた旗には、合計11個の星が描かれていました。この初代国旗は「スターズ・アンド・バーズ(Stars and Bars)」と呼ばれ、1861年から1865年にかけて連合国の正式な国旗として使用されました。
11個の星が表していたもの
それぞれの星は、アメリカ合衆国から脱退し、アメリカ連合国に加盟した11の州を象徴しています。該当する州は以下の通りです。
- サウスカロライナ州
- ミシシッピ州
- フロリダ州
- アラバマ州
- ジョージア州
- ルイジアナ州
- テキサス州
- バージニア州
- アーカンソー州
- ノースカロライナ州
- テネシー州
旗のデザインと変遷
「スターズ・アンド・バーズ」は、青い地に白い星を配したカントン(左上部)と、赤と白のストライプで構成されていました。星は円形や複数の列状に並べられることが多く、ストライプは北軍の星条旗への対比を意識した配色でした。
ただし、戦場では遠目に北軍の国旗と紛らわしいという問題があり、その後「南部十字」の意匠を持つ戦旗(コンフェデレート・バトル・フラッグ)が前線で広く用いられるようになりました。
星の数が増えた時期もある
旗の星の数は固定ではなく、加盟州の増加に合わせて変化しました。当初は7個の星から始まり、州の加盟とともに増えていきました。また、ミズーリ州とケンタッキー州にも連合国側の政府が樹立されたことを受けて、戦争末期にはこれら2州を含む13個の星で描かれた版も存在しました。しかし、実際に脱退して加盟した州は11州であり、「11個の星」が南軍の旗を語るうえで最も代表的な数字となっています。