南アメリカの歴史

南米で奴隷制があった国はどこ?ブラジルの歴史を中心に解説

南アメリカで最も多くの奴隷を抱えていた国はブラジルです。ブラジルは大西洋奴隷貿易全体の約4割に相当する、推定400万人以上のアフリカ人奴隷を受け入れたとされており、南北アメリカ大陸で最後に奴隷制を廃止した国としても知られています。

ブラジルにおける奴隷制の終焉

1888年5月13日、摂政イザベル皇女によって「黄金法(レイ・アウレア)」が署名され、ブラジルの奴ブラジルの奴隷制は正式に廃止されました。これはアメリカ大陸全体でも最も遅い廃止でした。その翌年の1889年には帝政が崩壊し、ブラジルは共和制へと移行しています。

奴隷制が存在したその他の南米諸国

ブラジル以外にも、以下の南米諸国では奴隷制が行われていました。

  • アルゼンチン
  • チリ
  • コロンビア
  • エクアドル
  • ペルー
  • ウルグアイ
  • ベネズエラ

これらの国々では、ブラジルよりも早く奴隷制が廃止されています。例えば、チリは1823年、アルゼンチンは1853年に全国規模での廃止を実現しました。

まとめ

南米における奴隷制の歴史は、とりわけブラジルにおいて深く根付いており、その影響は現在の音楽、食文化、宗教など社会のさまざまな側面にも色濃く残っています。