ジョージ・ワシントンが戦った相手は「イギリス」
ジョージ・ワシントンが主導したのは、アメリカ独立戦争(1775年〜1783年)における、イギリス(グレートブリテン王国)に対する自由のための戦いです。彼は大陸軍の総司令官として、北米13植民地をイギリスの支配から解放し、独立国家アメリカの誕生へと導きました。
独立戦争の背景
18世紀後半、イギリスは北米植民地に対して重い税負担を課していました。「代表なくして課税なし」というスローガンに象徴されるように、植民地の人々は議会に代表を持たないまま課税されることに強く反発しました。ボストン茶会事件(1773年)などをきっかけに対立は深刻化し、1775年のレキシントン・コンコードの戦いで独立戦争が勃発します。
ワシントンの役割と功績
1775年、第二次大陸会議はワシントンを大陸軍総司令官に任命しました。装備も訓練も劣る軍を率いながら、彼はトレントンの戦いでのデラウェア川渡河や、バレーフォージでの過酷な冬営を経て軍を鍛え上げました。そして1781年のヨークタウンの戦いでフランス軍の支援を受けてイギリス軍を降伏させ、戦争の勝敗を決定づけました。
1783年のパリ条約によりイギリスはアメリカの独立を正式に承認し、ワシントンは「建国の父」として称えられるようになりました。その後、彼はアメリカ合衆国初代大統領に就任し、新生国家の基盤を築き上げました。