古代の歴史

「1」と「C」入りの1960年コイン、片面は麦のよう、もう片面は鷲と蛇とESTADOS UNIDOS MEXICANOS――この硬貨は何?

お持ちのコインは「1960年メキシコ1ペソ硬貨」です

ご質問のコイン――片面に麦のような意匠があり、もう片面には鷲と蛇、「ESTADOS UNIDOS MEXICANOS(メキシコ合衆国)」の文字が見えるもの――は、1960年に発行されたメキシコの1ペソ硬貨であると考えられます。

表面のデザイン:メキシコの国章

この硬貨の片面には、メキシコの国章が描かれています。国章は、サボテンの上にとまった鷲が蛇をくわえている姿を表したもので、アステカ帝国の建国伝説に基づく意匠です。その周囲には「ESTADOS UNIDOS MEXICANOS」の銘が刻まれています。

なお、一見「小麦」のように見える部分は、実際にはサボテンや月桂樹の葉などの装飾であることが多く、小さな硬貨では細部が判別しにくいためによく起こる見間違いです。

裏面のデザイン:額面と発行年

もう一方の面には、額面を示す「1 PESO(1ペソ)」の文字と、発行年である「1960」が刻印されています。「1」と「C」のような数字・記号に見えたのは、この額面表示だった可能性があります。

素材とサイズ

この時代の1ペソ硬貨は、銅とニッケルの合金で作られており、直径は約25ミリです。手頃な大きさで発行枚数も多いため、コレクション入門用の硬貨としても人気があります。

まとめ

麦のような意匠と、鷲・蛇・「ESTADOS UNIDOS MEXICANOS」の文字が特徴的な1960年の「1」コインは、メキシコ1ペソ硬貨です。国章に込められた建国伝説を知ると、この硬貨がより一層興味深いものに感じられるでしょう。