1878年インディアンヘッド・セントとは
1878年に発行された「インディアンヘッド・セント」は、アメリカ合衆国造幣局が鋳造した1セント硬貨です。現在ではコレクターズアイテムとして人気が高く、保存状態(グレード)によって評価額が大きく変動します。
基本スペック
- 素材:銅95%、亜鉛5%
- 重量:2.4187グラム
- 直径:19ミリメートル
- 厚み:1.15ミリメートル
- 縁(へり):ギザギザ模様(リード加工)
- 表面デザイン:ジェームズ・B・ロングエーカー
- 裏面デザイン:ジョセフ・R・ダンバー
1878年インディアンヘッド・セントの価値・相場
この硬貨の価値は、主に保存状態とバラエティ(種類)によって決まります。一般的な相場の目安は以下の通りです。
- Good(グッド):1〜5ドル
- Very Good(ベリーグッド):5〜10ドル
- Fine(ファイン):10〜20ドル
- Very Fine(ベリーファイン):20〜40ドル
- Extremely Fine(エクストリームリー・ファイン):40〜100ドル
- Uncirculated(未使用品):100〜500ドル
特に未使用に近い美品や、希少なバラエティに該当するものは、オークションや専門業者でさらに高額な査定がつくこともあります。所持している場合は、無理に磨かず、専用ホルダーなどで大切に保管することが価値を保つポイントです。
インディアンヘッド・セントの歴史
インディアンヘッド・セントは、1859年から1909年までの50年間にわたりアメリカ合衆国造幣局で鋳造されました。デザインを手掛けたのはジェームズ・B・ロングエーカーで、彼は「フライングイーグル・セント」や「2セント硬貨」のデザインでも知られる彫刻家です。
表面には羽飾り(ヘッドドレス)を着けたネイティブ・アメリカンの肖像が描かれ、裏面にはオークの葉で編まれた花輪と、「ONE CENT」の文字があしらわれています。
1909年には、リンカーン生誕100周年を記念して「リンカーン・セント」へと引き継がれ、インディアンヘッド・セントはその役割を終えました。今なおアメリカのコイン収集家の間で根強い人気を誇る、歴史的価値のある硬貨です。