考古学的発見

ロアノーク島はいつ発見された?発見の日付と歴史的背景を解説

ロアノーク島(Roanoke Island)がヨーロッパ人によって初めて「発見」されたのは、1584年7月22日のことです。この地に足を踏み入れたのは、イングランドの探検家フィリップ・アマダス(Philip Amadas)とアーサー・バーロウ(Arthur Barlowe)の二人であり、彼らは現在のアメリカ合衆国ノースカロライナ州にあたる地域を訪れた最初のヨーロッパ人でもありました。

発見の背景

この探検は、エリザベス1世から北米探検の勅許を得たウォルター・ローリー(Walter Raleigh)卿によって計画されました。アマダスとバーロウは先遣隊として大西洋を渡り、外洋と本土の間に位置するロアノーク島を確認しました。彼らは現地のアルゴンキン語を話す先住民との交流にも成功し、帰国後にはこの土地が植民地建設に適していることを報告しています。

その後のロアノーク島

発見の翌年である1585年には、最初の植民団がロアノーク島に送られました。さらに1587年にはジョン・ホワイト(John White)率いる約100名以上の入植者が新たな植民地を築きましたが、補給物資を調達するために一時帰国したホワイトが戻った1590年、入植者たちの姿は消え去っていました。砦の柱には「CROATOAN」という文字だけが刻まれており、これがアメリカ史上最大の謎の一つとされる「失われた植民地(Lost Colony)」事件です。

こうした経緯から、ロアノーク島は単なる「発見」の場にとどまらず、初期アメリカ植民史における重要な舞台となっています。現在ではノースカロライナ州の観光地として、当時の歴史を伝える博物館や野外劇などが整備され、多くの訪問者を惹きつけています。