コルテスが手にしたものとは
16世紀初頭、スペインの征服者(コンキスタドール)であるエルナン・コルテスは、アステカ帝国を滅ぼした遠征によって、当時のヨーロッパ人としては想像を絶するほどの成功を収めました。彼がこの征服から得たものは、主に以下の4つに分けられます。
1. 莫大な富
コルテスとその部下たちは、アステカ帝国の首都テノチティトラン(現在のメキシコシティ)を攻略した後、都市内に蓄えられていた大量の金や銀、宝石などの貴重品を略奪しました。これにより、彼は一躍スペイン有数の富豪となりました。
2. 広大な土地
コルテスはメキシコの地をスペイン王の所有として宣言し、後にスペイン帝国で最も重要な植民地の一つとなる巨大な新領土を築き上げました。この征服は、スペインによる中南米支配の出発点となりました。
3. 強大な権力
征服の功績により、コルテスはメキシコの総督に任命され、さらに「ヌエバ・エスパーニャ(新スペイン)」の総司令官として、スペイン帝国で最も影響力のある人物の一人へと昇りつめました。
4. 不滅の名声
コルテスの武勇伝はヨーロッパ中で広く語られ、彼は同時代で最も有名な探検家・征服者の一人となりました。その名前は歴史書に永遠に刻まれることとなったのです。
まとめ
コルテスはアステカ帝国の征服を通じて、富・土地・権力・名声という4つの大きな成果を手に入れました。しかし一方で、この征服は先住民アステカの人々にとって文明と命を奪われる悲劇でもありました。彼の功績は、栄光と犠牲という二面性を持つ歴史的事件として、今日も語り継がれています。