考古学的発見

プリマスロックに上陸した船の名前は?メイフラワー号など5隻の歴史

はじめに

アメリカ合衆国マサチューセッツ州のプリマスロック(Plymouth Rock)は、1620年にピルグリム・ファーザーズが新大陸へ足を踏み出した「伝説の上陸地点」として知られています。しかし、この地に到着した船はメイフラワー号だけではありません。ここでは、プリマス植民地の発展を支えた5隻の船をご紹介します。

1. メイフラワー号(Mayflower)

最も有名なのは言うまでもなくメイフラワー号です。1620年にイギリスを出航し、約2か月に及ぶ過酷な航海の末、ピルグリムたちを新大陸へと運びました。乗客にはウィリアム・ブラッドフォードやウィリアム・ブリュースターらが含まれ、彼らが船上で交わした「メイフラワー誓約」は、後のアメリカ民主主義の礎となったとされています。

2. フォーチュン号(Fortune)

フォーチュン号は、メイフラワー号の翌年である1621年11月にプリマスへ到着した小型船です。35人ほどの新しい入植者と、苦難の続く植民地にとって待ち望まれていた物資を運び込みました。

3. アン号(Anne)

アン号は1623年7月にプリマスへ到着しました。すでに渡っていた入植者の家族や親類を中心とした乗客を運び、植民地の人口増加に大きく貢献した船です。

4. リトル・ジェームズ号(Little James)

リトル・ジェームズ号は1623年8月頃、アン号とほぼ同時に到着しました。さらなる物資と入植者を届け、飢餓との闘いを続けていた植民地を支えました。

5. チャリティー号(Charity)

チャリティー号は1624年にプリマスへ到着し、新たな入植者たちと共に植民地に必要な物資をもたらしたと伝えられています。

まとめ

プリマスロックにまつわる歴史は、メイフラワー号ひとつの物語ではありません。フォーチュン号、アン号、リトル・ジェームズ号、チャリティー号といった後続の船々が人と物を運び続けたことで、小さな植民地は厳しい環境を生き抜き、成長することができました。「ニューイングランドの礎」と呼ばれるこの地には、数多くの船旅の歴史が刻まれているのです。