歴史上の人物

1921年シルバーダラーには価値がある?状態とミントマーク別の相場を徹底解説

1921年に鋳造されたシルバーダラー(モーガンダラー)は、この年をもって生産が終了したことでも知られる、歴史的な価値を持つコインです。実際の査定額は「保存状態」と「ミントマーク(造幣局マーク)」という2つの要素によって大きく左右されます。

価値を左右する2つの要素

1. コインの保存状態(コンディション)

コインの価値は、摩耗や傷の程度によって決まります。コインのグレーディングで最も広く使われているのが「シェルドン・スケール」で、1から70までの数値で評価されます。70が最高ランクで、未使用に近い完璧な状態を意味します。1921年シルバーダラーがミントコンディション(グレード70)に近い状態であれば、数千ドルの価値がつくこともあります。

2. ミントマーク(造幣局マーク)

ミントマークは、そのコインがどの造幣局で鋳造されたかを示す刻印です。1921年のシルバーダラーは、以下の3つの造幣局で鋳造されました。

フィラデルフィア造幣局(ミントマークなし)

ミントマークがないものはフィラデルフィア造幣局製です。極美品(fine)程度の状態でも、おおよそ20〜30ドルの価値があります。

デンバー造幣局(D)

「D」の刻印があるものはデンバー造幣局製です。同様の状態でおよそ25〜35ドルほどの価値が見込めます。

サンフランシスコ造幣局(S)

「S」の刻印があるものはサンフランシスコ造幣局製で、1921年シルバーダラーの中では最も希少です。同じ状態でも40〜50ドル前後の価値がつきます。

希少性も価値に影響する

保存状態やミントマークに加えて、希少性も重要な判断材料となります。中でも1921-Sは3種類の中で最も発行数が少なく希少価値が高いため、他の2つよりも高い評価を受ける傾向があります。

手元に1921年シルバーダラーがある場合は、まずミントマークの有無と位置を確認し、可能であれば専門機関によるグレーディングを受けることをおすすめします。状態次第では、思わぬ高額査定につながる可能性もあります。