1863年のアメリカの平均賃金
1863年、アメリカ合衆国の工場労働者の平均週給はおよそ8ドルから10ドル程度でした。南北戦争の真っ只中であったこの時代、労働者は長時間に及ぶ過酷な労働にもかかわらず、決して高いとは言えない賃金で働いていました。
現在の価値に換算すると
当時の8〜10ドルという金額を今日の貨幣価値に換算すると、おおよそ160ドルから200ドル(日本円にして約2万4000円〜3万円)に相当します。これを月収ベースで考えると、約640ドル〜800ドル前後だったことになります。
時代背景から見た賃金水準
インフレーションや生活水準の変化を考慮すると、当時の労働者の生活は現代と比べてはるかに厳しいものでした。ただし、同時に物価も非常に低かったため、実際にどれほどの生活水準が維持できたのかは、単純な金額の換算だけでは測りきれない側面もあります。
それでも、1週間の労働で得られる収入が現在の価値で200ドル程度にとどまっていたことを考えると、南北戦争期の労働者階級がいかに限られた所得の中で暮らしていたかが見えてきます。