歴史上の人物

1869年ユニオン・パシフィック鉄道開通記念の「オリジナルポスター」は実在するのか?その価値を解説

結論からお伝えすると、「1869年のユニオン・パシフィック鉄道開通記念オリジナルポスター」として知られるものは存在しません。コレクターズ市場でこうした名称のアイテムを見かけたとしても、それは後世に制作された複製品や関連商品である可能性が高い点に注意が必要です。

ユニオン・パシフィック鉄道が正式に完成した日

ユニオン・パシフィック鉄道は、1869年5月10日に正式な完成を迎えました。この日は、ユタ州のプロモントリー・サミット(現在のプロモントリーポイント)において、「最後の道針(ラストスパイク)」と呼ばれる記念すべき道針を打ち込む式典が執り行われたことで知られています。

歴史に残る「ゴールデンスパイク式典」とは

この式典は一般に「ゴールデンスパイク式典」と呼ばれ、東海岸と西海岸をつなぐアメリカ大陸横断鉄道の完成を象徴する歴史的瞬間でした。金メッキされた装飾的な道針が式典用に用意されましたが、実際の線路には普通の鉄製の道針が打ち込まれたと言われています。

当時の記録媒体として何が残っているのか

式典の様子は、当時の新聞記事や写真家による記録写真、そして関係者の証言などによって伝えられています。つまり、鉄道開通という出来事自体は確かに存在しましたが、それを記念した「公式のグランドオープニングポスター」が作成された記録はないということです。

まとめ

1869年のユニオン・パシフィック鉄道の完成は、5月10日のラストスパイク式典とともにアメリカ史における重要な節目となりました。しかしながら、その開通を記念した「オリジナルポスター」は存在しないため、その評価額を求めることはできません。古い鉄道関連のポスターや資料の収集を検討している場合は、出品者に対して出所や来歴をしっかりと確認することをおすすめします。