歴史上の人物

米ドル硬貨の裏面に描かれている絵とは?先住民女性サカガウィアの物語

アメリカで発行されている1ドル硬貨には、先住民の女性サカガウィア(Sacagawea)の姿が描かれています。金色に輝くこの硬貨は「ゴールデンダラー」とも呼ばれ、サカガウィアが我が子を背負った姿がデザインされていることで知られています。

サカガウィアとはどんな人物?

サカガウィアは、19世紀初頭にアメリカ西部を横断したルイス・クラーク探検隊の案内人として活躍した、ショショーニ族出身の先住民女性です。

1804年から1806年にかけて、彼女はメリアウェザー・ルイスとウィリアム・クラーク率いる探検隊に同行し、ミシシッピ川以西の未知の大地を旅する隊員たちを支えました。通訳や道案内として重要な役割を果たした彼女は、アメリカ西部開拓史における象徴的な存在となっています。

硬貨のデザインの変遷

サカガウィアをあしらった1ドル硬貨は2000年に登場し、2007年から2016年頃にかけても引き続き鋳造されました。また、2009年以降は「ネイティブ・アメリカン・ダラー」として、毎年異なる先住民にちなんだ図柄が裏面に施されるシリーズも発行されています。

一枚の硬貨を通じて、アメリカの歴史と先住民の功績に触れることができるのは、コレクターだけでなく歴史好きにとっても魅力的なポイントといえるでしょう。