1956年のアメリカ合衆国では、どのような赤ちゃんの名前が親たちに選ばれていたのでしょうか。社会保障庁(SSA)の出生届データによると、この時代には伝統的でクラシックな名前が高い人気を誇っていました。
当時は第二次世界大戦後のベビーブーム世代がちょうど子育て真っ只中の時期であり、名付けにも安定と伝統を重んじる風潮が反映されていました。それでは、1956年に最も人気のあった名前を男女別に見ていきましょう。
女の子の人気名前トップ10
- メアリー(Mary)
- スーザン(Susan)
- リンダ(Linda)
- カレン(Karen)
- パトリシア(Patricia)
- バーバラ(Barbara)
- パメラ(Pamela)
- サンドラ(Sandra)
- シンシア(Cynthia)
- ナンシー(Nancy)
女の子の名前では、聖書に由来する「メアリー」が不動の人気を維持していました。一方で、「スーザン」や「リンダ」など、1950年代ならではの柔らかく親しみやすい名前も上位にランクインしています。特に「リンダ」は1950年代前半から中盤にかけて爆発的な人気を博した名前として知られています。
男の子の人気名前トップ10
- マイケル(Michael)
- デイヴィッド(David)
- ジェームズ(James)
- ロバート(Robert)
- ジョン(John)
- ウィリアム(William)
- リチャード(Richard)
- トーマス(Thomas)
- チャールズ(Charles)
- ジョセフ(Joseph)
男の子の名前では、「マイケル」が首位を獲得しました。実はこの年、長年にわたり1位を守り続けていた「ロバート」や「ジョン」を追い抜き、「マイケル」が首位に立ったことが注目されました。その後「マイケル」は数十年にわたってアメリカで最も人気のある男の子の名前となり、まさに時代の転換点となる年でした。
1956年の名前に見る時代背景
この時期の名前ランキングを見ると、聖書由来の古典的な名前と、戦後の新しい感覚を持つ名前が混在しているのが特徴です。また、これらの名前の多くは、当時の映画スターや歌手など、大衆文化の影響も受けていると考えられています。
現在ではあまり見かけなくなったこれらの名前ですが、2020年代に入ると「レトロネーム」として再評価される動きもあります。祖父母の世代の名前が、再び赤ちゃんの名前として選ばれるかもしれませんね。