歴史上の人物

1952年のホイートペニーに日付下の「D」マークは存在する?ミントマークの意味を徹底解説

「1952年のホイートペニー(小麦1セント硬貨)の日付の下に『D』の文字が刻まれているのか?」という疑問を持つコレクターは多く、実際、この年代のペニーに関する誤った情報もネット上では少なくありません。本記事では、1952年製の1セント硬貨の正しい分類と、「D」マークの意味をわかりやすく解説します。

1952年のペニーはホイートペニーなのか?

まず押さえておきたいのは、1952年に鋳造された1セント硬貨は、正しくはホイートペニー(リンカーン・ホイート・セント)に該当するという点です。

ホイートペニーは、表面にリンカーン大統領の肖像、裏面に2本の小麦の穂が描かれたデザインで、1909年から1958年まで製造されました。裏面がリンカーン・メモリアルに変更されたのは1959年以降のことであり、それ以前の硬貨はすべてホイートペニーに分類されます。

つまり、1952年のペニーの裏面に小麦の穂が見えるのは当然のことで、その年のホイートペニー自体は確かに存在しています。

日付の下にある「D」の意味とは?

1952年のホイートペニーで日付の直下に「D」という小さな文字が見られる場合、それはミントマーク(造幣局記号)です。「D」はデンバー造幣局(Denver Mint)で鋳造されたことを示しており、これがいわゆる「1952-D」です。

1952年ホイートペニーの主な種類

  • 1952(P): フィラデルフィア造幣局製。ミントマークなし
  • 1952-D: デンバー造幣局製。日付の下に「D」の記号あり
  • 1952-S: サンフランシスコ造幣局製。日付の下に「S」の記号あり

特に1952-Dは約2億6000万枚と大量に鋳造されており、流通品であれば希少性は高くありません。ただし、未使用に近い状態(UNC)や美しいトーニングのある個体、打ち間違いなどのエラー品はコレクター人気が高く、評価額が上がることもあります。

まとめ

1952年の1セント硬貨はホイートペニーとして鋳造されており、日付の下に「D」が刻まれたものはデンバー造幣局製の「1952-D」です。お手元の硬貨の状態やミントマークの有無を確認することで、より正確に分類・評価することができます。