歴史上の人物

赤い印章入り1928年Fシリーズ アメリカ5ドル紙幣の価値はいくら?相場と見分け方を解説

「1928年Fシリーズの赤い印章(レッドシール)付きアメリカ5ドル紙幣はいくらになるのか?」――コレクターの間でも質問の多いテーマですが、この紙幣をめぐっては誤った情報も流れています。まずは正しい事実を確認したうえで、価値の目安を見ていきましょう。

1928年Fの赤印章5ドル紙幣は実在する

「1928年Fの5ドル紙幣に赤い印章のものは存在しない」「赤印章は1934年以降にしか使われていない」といった説明を目にすることがありますが、いずれも誤りです。実際には、アメリカ合衆国政府紙幣(USノート)として、1928年シリーズから1928Fシリーズにかけて、リンカーンの肖像と赤い印章・赤い番号が施された5ドル紙幣が発行されています。

また、赤印章の歴史自体も古く、19世紀後半に発行された政府紙幣にすでに採用されており、1907年や1917年シリーズなどの古い紙幣にも見られます。

おおよその価値目安

1928年Fシリーズの5ドル政府紙幣は発行枚数が比較的多く、希少性よりも「状態」が価値を大きく左右します。あくまで相場の一例として参考にしてください。

流通品(折り目や使用感があるもの):おおよそ10〜20米ドル程度
未使用に近い美品:50〜100米ドル以上になることもある
スターノート(番号末尾に★印)や印刷ミスのあるもの:状態によってさらに高額に

価値を上げるために確認したいポイント

・紙幣の状態:折り目、しわ、汚れ、縁の傷みが少ないほど評価が上がります。
・シリアル番号:スターノートやゾロ目などの特別な番号はプラス評価の対象です。
・印刷エラー:色ずれや刷りずれなどは収集家に人気があります。
・補修の有無:自分での洗浄や補修は避けましょう。かえって価値を下げる原因になります。

売却先の選び方

少しでも高く売りたい場合は、紙幣の鑑定・買取を専門とするディーラーや信頼できるオークションサイトの利用がおすすめです。PMGやPCGSといった第三者鑑定機関でグレードを取得しておくと、買い手側の信頼が高まり、適正な価格で取引しやすくなります。

まとめると、1928年Fシリーズの赤印章入り5ドル紙幣は確かに実在しており、一般的な状態であればそれほど高額にはなりませんが、美品や特別な番号のものであれば思わぬ価値がつくこともあります。まずはお手元の紙幣の状態をしっかり確認してみてください。