2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件では、合計4機の旅客機がハイジャックされ、テロ攻撃に使用されました。この記事では、それぞれの便の詳細と、どのような経緯で悲劇が起きたのかをわかりやすく解説します。
9.11テロでハイジャックされた4機の一覧
1. アメリカン航空11便(世界貿易センター北棟に激突)
アメリカン航空11便(ボーイング767型機)は、ボストン発ロサンゼルス行きの定期便でした。ハイジャック犯たちが操縦席を乗っ取り、午前8時46分にニューヨークの世界貿易センター(WTC)北棟に突入しました。乗客・乗員合わせて92名全員が犠牲となりました。
2. ユナイテッド航空175便(世界貿易センター南棟に激突)
ユナイテッド航空175便も同じくボストン発ロサンゼルス行きのボーイング767型機です。午前9時3分、世界貿易センター南棟に激突し、搭乗していた65名全員が命を落としました。この衝撃は世界中に中継され、事件の深刻さを一瞬にして伝えることとなりました。
3. アメリカン航空77便(ペンタゴンに激突)
アメリカン航空77便(ボーイング757型機)は、ワシントン・ダレス発ロサンゼルス行きの便でした。午前9時37分、バージニア州アーリントンにある米国防総省本庁舎ペンタゴンに突入し、航空機の搭乗者64名に加え、庁舎内の125名が犠牲となりました。
4. ユナイテッド航空93便(ペンシルベニア州の野原に墜落)
ユナイテッド航空93便(ボーイング757型機)は、ニューアーク発サンフランシスコ行きの便でした。ハイジャック後、乗客たちは機内電話などから他の便の運命を知り、犯人から航空機を取り戻そうと立ち上がりました。その結果、飛行機は標的(米議会議事堂またはホワイトハウスと推定されています)に到達することなく、午前10時3分頃、ペンシルベニア州シャンクスビル近郊の野原に墜落しました。搭乗していた44名全員が亡くなりましたが、乗客たちの勇敢な抵抗は多くの人々の心に刻まれています。
事件全体の被害と影響
これら4機のハイジャックによる同時多発テロでは、航空機の搭乗者や地上の犠牲者を含め、約3,000人が命を落としました。これはアメリカ史上最悪のテロ事件となり、国際情勢や航空保安体制に多大な影響を与えました。
まとめ
9.11同時多発テロには、以下の4機の旅客機が関与しました。
- アメリカン航空11便:WTC北棟に激突
- ユナイテッド航空175便:WTC南棟に激突
- アメリカン航空77便:ペンタゴンに激突
- ユナイテッド航空93便:乗客の抵抗によりペンシルベニア州に墜落
この悲劇は決して忘れてはならない歴史であり、犠牲者への追悼と平和への願いは今も受け継がれています。