歴史クイズ

HMSの意味とは?軍艦に付けられる接頭辞「His/Her Majesty's Ship」を解説

HMSとは何の略?

「HMS」は、英語で His/Her Majesty's Ship(ヒズ/ハー・マジェスティーズ・シップ) の略称です。日本語に訳すと「国王陛下の船」あるいは「女王陛下の船」という意味になります。

在位している君主が男性であれば「His Majesty's Ship(HMS)」、女性であれば「Her Majesty's Ship(HMS)」と表記され、いずれの場合も略称は同じ「HMS」が使われます。

どのような場面で使われるのか

HMSは、イギリス海軍(Royal Navy) および オーストラリア海軍(Royal Australian Navy) に所属する艦艇の名称の頭に付ける接頭辞として使用されています。これは、その艦が国家元首である君主に直属していることを示す格式高い称号です。

有名なHMSの例

  • HMS Victory(ヴィクトリー号):トラファルガーの海戦で活躍したネルソン提督の旗艦として知られる歴史的な戦列艦。
  • HMS Queen Elizabeth(クイーン・エリザベス):イギリス海軍が運用する最新鋭の航空母艦。

関連する接頭辞

イギリス連邦諸国の海軍にも類似の接頭辞が存在します。例えば、オーストラリア海軍の艦艇には「HMAS(His/Her Majesty's Australian Ship)」が付けられます。このように、君主制をとる国では艦名に王室とのつながりを表す接頭辞が用いられるのが伝統となっています。