歴史クイズ

ミッドウェー海戦で戦死したジャック・リード少尉――海軍十字章に輝く英雄的行動の全貌

1942年6月4日、ミッドウェー島沖で日本軍との交戦において並外れた勇気と卓越した功績を残したジャック・リード少尉は、その戦功により海軍十字章を死後追贈されました。当時、彼は航空母艦「ヨークタウン(CV-5)」に所属する爆撃飛行隊第3中隊(VB-3)の艦載機パイロットとして、祖国のために命を懸けて戦った一人でした。

敵陣深くで果たされた果敢な攻撃

リード少尉は、ミッドウェー侵攻を支援する日本艦隊の撃滅を目的として敵性海域の奥深くまで進出した空母から発艦した、4機編隊の一員(ウィングマン)として作戦に参加しました。

激しい対空砲火と日本軍戦闘機による波状攻撃に見舞われるなか、リード少尉は恐怖を知らぬ決意をもって任務を遂行し続けました。攻撃隊の先頭に立ち、危険極まる任務に直面していることを十分に理解しながらも、彼は幾度となく致命的な敵の砲火に身を晒し、強固な防御網の内側に位置する重要施設への機銃掃射を敢行。地上にあった多数の日本軍機に損害を与えました。

しかし、敵弾を浴びてボロボロとなった自身の機体は炎に包まれ、ついには墜落。リード少尉は勇敢な乗員たちとともに、その生涯を閉じたのです。

わずか45分で敵空母4隻撃沈に貢献

この決定的な海戦において、リード少尉の勇気ある行動は、わずか45分の間に敵空母4隻を撃沈するという歴史的な成果に大きく寄与しました。その模範的で鼓舞人心的な活躍は、ジャック・リード少尉とアメリカ海軍の名誉を高めるものとなり、彼は自らの命を犠牲にして祖国に奉仕したのです。

授与された勲章

リード少尉は海軍十字章に加えて、戦傷や戦死を顕彰するパープルハート(紫心章)も受章しています。両勲章は、ミッドウェー海戦における彼の自己犠牲的な英雄的行為を今に伝える証となっています。