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1861年シーテッド・リバティ・ダイム(10セント銀貨)の価値と基本スペックを徹底解説

1861年シーテッド・リバティ・ダイムとは?

1861年にフィラデルフィア造幣局で鋳造された「シーテッド・リバティ・ダイム(Seated Liberty Dime)」は、アメリカ合衆国の10セント銀貨です。この年は南北戦争が勃発した歴史的な転換期にあたり、当時のアメリカの激動の時代を物語るコインとして、コレクターの間でも注目度の高い一枚となっています。

デザインの特徴

表面には、岩に座り盾を持つ自由の女神(リバティ)が描かれており、「座った自由の女神」を意匠とすることから「シーテッド・リバティ」と呼ばれます。裏面には花輪に囲まれた額面表示が施され、19世紀アメリカ銀貨ならではのクラシックな趣が魅力です。

基本スペック

  • 発行枚数: 37,970,000枚(フィラデルフィア造幣局)
  • 銀の純度: 90%(900フィン)
  • 純銀含有量: 約0.0469トロイオンス

状態別の市場価値

コインの価値は保存状態(グレード)によって大きく変動します。1861年シーテッド・リバティ・ダイムのおおよその相場は以下の通りです。

  • グッド(G-4)状態: 3〜4ドル程度
  • 極美品(EF-40)状態: 約330ドル

発行枚数自体は多いため、流通による摩耗が進んだ状態のコインは比較的入手しやすい価格帯です。しかし、細部まで鮮明に残る高グレードの個体は希少性が一気に高まり、価値が数十倍以上に跳ね上がります。

収集時のポイント

購入や査定の際は、リバティの輪郭や裏面の花輪のディテールがどの程度残っているかを確認しましょう。また、傷や洗浄の痕跡があると価値が下がるため、無理なクリーニングは避けるのが鉄則です。専門のグレーディングサービス(PCGSやNGCなど)による鑑定を受けると、信頼性の高い評価が得られます。