シェル石油会社(Shell Oil Company)が1970年代から1980年代にかけて、プロモーションキャンペーンの一環として発行した「大統領殿堂(Presidential Hall of Fame)」シリーズのコインは、貨幣収集家の間で今なお人気のある記念品です。これらのコインには歴代アメリカ大統領の肖像が描かれており、真鍮(ブラス)、銅、銀など、年代によってさまざまな素材で作られています。
コインの価値は、素材・保存状態・希少性・市場での需要といった複数の要因によって大きく変動します。ここでは、年代と素材別におおよその相場をご紹介します。
1970〜1974年:真鍮(ブラス)製コイン
- ジョージ・ワシントン:5〜10ドル
- エイブラハム・リンカーン:5〜10ドル
- トーマス・ジェファーソン:5〜10ドル
- フランクリン・D・ルーズベルト:5〜10ドル
1974〜1981年:銅製コイン
- ジェームズ・マディソン:10〜15ドル
- ジョン・F・ケネディ:10〜15ドル
- リンドン・B・ジョンソン:10〜15ドル
- ハリー・S・トルーマン:10〜15ドル
1982〜1987年:銀製コイン
- ジョージ・ワシントン(1982年):20〜30ドル
- エイブラハム・リンカーン(1983年):20〜30ドル
- トーマス・ジェファーソン(1984年):20〜30ドル
- フランクリン・D・ルーズベルト(1985年):20〜30ドル
- ジョージ・ワシントン(1987年・建国200周年記念):30〜50ドル
価値に影響する主な要因
上記の価格はあくまで目安です。実際の取引価格は以下のような条件によって上下します。
- 保存状態:傷や変色がなく、発行時の輝きを保っているコインほど高く評価されます。
- 希少性:特定の大統領や限定版は、流通数が少ないためプレミアムがつくことがあります。
- 市場需要:収集ブームやオークションの動向により、相場は常に変動しています。
正確な価値を知るには
より正確な査定を希望する場合は、信頼できるコインディーラーや貨幣学(ヌミスマティクス)の専門家に相談することをおすすめします。専門家による鑑定を受けることで、コインの状態や希少性を踏まえた適正な評価額を把握できます。