英語の「サード(third)」という言葉は、古英語の「thridda(スリッダ)」に由来しています。さらにその起源をたどると、ゲルマン祖語の「thri(スリ)」に行き着きます。数字の「3(three)」と同じ語根を持つ言葉なのです。
ここでは、「サード」が持つ主な3つの意味について詳しく見ていきましょう。
1. 序数としての「3番目」
「サード」は序数詞として使われる場合、一連の順序や序列の中で「3番目」であることを表します。
例文:
「列の3番目の人(the third person in line)が次に進みます。」
2. 分数としての「3分の1」
分数表現としての「サード」は、1を3で割った値、すなわち「3分の1」を意味します。
例文:
「パイの3分の1(one-third of the pie)が残っています。」
3. 音楽用語としての「3度」
音楽の世界では、「サード」は「3度」と呼ばれる音程を指します。3度とは、全音2つ分の幅を持つ音程のことです。
また、音階の「第3音」を指す名称としても使われます。第3音は、主音(トニック=音階の最初の音)から数えて常に3番目の位置にあります。
例えば、ハ長調(Cメジャー)の音階では、第3音は「E(ミ)」にあたります。
まとめ
「サード」は古英語「thridda」→ゲルマン祖語「thri」という系譜を持つ言葉で、
・順序を表す「3番目」
・分数の「3分の1」
・音楽理論の「3度」
といった、文脈によって異なる多様な意味を持つ便利な単語です。使い方を正しく理解して、場面に応じて活用しましょう。