1941年12月7日の真珠湾攻撃が行われる直前、アメリカ軍の現役兵力は約160万人でした。これは将校と兵卒を合わせた数字ですが、当時のドイツや日本といった主要国の軍事力と比較すると、決して大きな規模ではありませんでした。
真珠湾攻撃後の急速な軍備拡大
真珠湾攻撃をきっかけに、アメリカは戦争遂行のため軍隊の急速な拡大に乗り出しました。そして1945年の第二次世界大戦終結までに、アメリカ軍の現役兵力は1,200万人を超える規模へと成長しました。これにより、アメリカは当時世界最大の軍事大国となったのです。
軍備拡大をもたらした主な要因
第二次世界大戦中におけるアメリカ軍の急速な拡大には、以下のような要因がありました。
- 戦闘で死傷した多数の将兵を補充する必要性
- 太平洋や北アフリカなど、新たに開かれた戦線へ部隊を派遣する必要性
- 戦闘から交代で離脱する兵士の代わりとなる新兵を訓練する必要性
戦争の帰趨に与えた影響
第二次世界大戦中のアメリカ軍の拡大は、戦争全体に多大な影響を及ぼしました。アメリカが投入できた膨大な兵力によって、同国は複数の戦線で同時に戦い抜くことが可能となり、最終的な連合国の勝利へとつながったのです。