エジプト・ギザにそびえ立つ「大ピラミッド」は、クフ王のピラミッドとも呼ばれ、古代世界七不思議の中で唯一現存する建造物として世界的に知られています。その圧倒的なスケールを支えているのが、約230万個に及ぶ個々の石灰岩ブロックです。
平均2.5トン、最大では15トンの巨石
大ピラミッドに使用された石灰岩ブロックの平均重量はおよそ2.5トン。これは成人男性30人以上が乗っても耐えられるほどの重さです。さらに、一部のブロックには15トンを超えるものもあるといわれており、この建設工事がいかに途方もない規模であったかがうかがえます。
巨石はどのように運ばれたのか?
これらの石材の多くは、ナイル川を筏(いかだ)で運搬し、建設現場まで運ばれたと考えられています。その後、スロープ(傾斜路)などを利用してブロックを引き上げ、積み上げていったとされる説が有力です。建設には約20年の歳月を要したとされ、当時の高度な測量技術と優れた組織力の証となっています。
まとめ
ギザの大ピラミッドは、平均2.5トン、最大15トンにもなる石灰岩ブロックが約230万個も積み重ねられて完成した、人類史上屈指の記念碑的建造物です。4,500年以上前の古代エジプトにおいて、これほどの規模の建築が成し遂げられたという事実は、現代の私たちに強い驚きと感動を与え続けています。