その答えは、康熙帝(こうきてい)です。
康熙帝とはどんな人物?
康熙帝(1654年~1722年)は、廟号を「清の聖祖」、諱(個人名)を玄燁(げんえい)といいます。1661年に即位してから1722年に崩御するまで、実に61年間にわたり帝位に就き、清朝の歴代皇帝の中で最も長い在位期間を記録しました。また、清王朝全体として見ると第4代の皇帝にあたります。
中国史上最大の辞書「康熙字典」
康熙帝は1710年(康熙49年)、『康熙字典』の編纂を命じました。この辞書は4万7千余りの漢字を収録しており、それ以前のどの辞書よりも網羅的かつ完備したものであったことから、「中国史上最大・最も完全な辞書」と高く評価されています。編纂は数年をかけて行われ、完成後も長きにわたり中国語研究の重要な基礎文献として活用されてきました。
まとめ
最も完全な辞書を編纂させ、61年間という歴代最長の治世を実現した中国の皇帝こそが、康熙帝です。彼の治世は「康煕の治」と称され、清朝の安定と繁栄の基盤を築いた黄金時代として知られています。