答え:アメリカによるハワイ併合
19世紀のハワイでは、砂糖プランテーションを経営する富裕な農園主(プランター)たちが、島の経済と政治に絶大な影響力を握っていました。そんな彼らがひそかに恐れていたのが、アメリカ合衆国によるハワイの併合です。
もしハワイがアメリカ領に組み込まれれば、それまで農園主たちが築き上げてきた権力や影響力を失うことになると考えられていました。これこそが、彼らにとって何よりの懸念材料だったのです。
背景:砂糖王国として栄えたハワイ
当時のハワイ経済は砂糖の輸出に大きく依存していました。欧米系の農園主たちは通商条約や関税政策の動向に常に敏感であり、ハワイ王国の政治にも深く関わるようになっていきました。
1893年には王政が転覆し、暫定政府の時期を経て、1898年7月にハワイは正式にアメリカ合衆国へ併合されました。激動のこの時代において、農園主たちの立場や運命もまた、大きく揺れ動いていったのです。