英語の「ペッカディージョ(peccadillo)」は、スペイン語に由来する言葉で、「小さな、あるいは取るに足らない罪」を意味します。重大な犯罪ではなく、軽微な過ちや些細な失敗を表現するときに使われる言葉です。
語源:ラテン語からスペイン語へ
この言葉のルーツをたどると、ラテン語の「ペッカートゥム(peccatum)」に行き着きます。「peccatum」は「罪」や「過ち」を意味する語で、ここに「小さい」「ささやかな」ことを表す縮小辞(接尾辞)である「-illo(-イリョ)」が組み合わさることで、スペイン語の「ペカディージョ(pecadillo)」、すなわち「小さな罪」という言葉が生まれました。
英語への伝来
こうして形成された「ペッカディージョ」が英語に取り入れられたのは17世紀のことです。以来400年以上にわたり、英語圏では軽微な過ちや許しがたいほどではない小さな失敗を指す言葉として親しまれてきました。
たとえば、うっかりした言い間違いや軽い無礼など、人生におけるささやかな「罪」を表すのにぴったりの言葉といえるでしょう。