結論:ガンディーは大学を卒業していない
「インド独立の父」として世界中で尊敬を集めるマハトマ・ガンディー(モハンダス・カラムチャンド・ガンディー、1869年〜1948年)。しかし意外にも、彼は正規の大学を卒業していません。学位を持たないまま、後に世界史を変える指導者となったのです。
ロンドン留学と法律の勉強
ガンディーは1888年、18歳でイギリス・ロンドンへ渡り、法律の勉強を始めました。弁護士養成機関であるインナー・テンプルに所属し、弁護士資格の取得を目指して試験勉強に励みました。この間、ロンドン大学の講義を受講することもありましたが、大学の学位そのものは最終的に取得していません。
1891年の帰国と弁護士としての出発
ガンディーは1891年に弁護士資格を取得し、インドへ帰国。ボンベイ(現ムンバイ)で弁護士としてのキャリアをスタートさせました。しかし当初の活動は思うようにいかず、その後、仕事のために南アフリカへ渡ることになります。現地で人種差別を直接経験したことが、彼独自の非暴力抵抗運動(サティヤーグラハ)の思想を育む大きな転機となりました。
学歴ではなく信念が「マハトマ」を作った
つまり、ガンディーは大学の学位を持ち合わせていないまま、弁護士としての道を歩み始め、やがてインド独立運動の中心的指導者へと成長していきました。形式的な学歴ではなく、揺るぎない信念と実践的な行動力こそが、彼を「マハトマ(偉大なる魂)」と呼ばしめたのです。