アフリカの歴史

モンゴメリー・ワードはどこから来たのか?創業の背景と歴史を解説

「モンキー・ウォード」という愛称でも親しまれたモンゴメリー・ワード(Montgomery Ward)は、かつてアメリカ合衆国を代表する大手小売チェーンの一つでした。ここでは、その誕生の経緯と歩みをご紹介します。

1872年、シカゴでの創業

モンゴメリー・ワードは、1872年にアーロン・モンゴメリー・ワード(Aaron Montgomery Ward)によって、イリノイ州シカゴで創業されました。当初の社名は「Montgomery Ward & Co.」で、その後「Montgomery Ward」と短縮されて呼ばれるようになりました。

通信販売の先駆者として成長

同社はカタログを使った郵便注文販売(通信販売)の先駆けとして知られており、当時まだ百貨店が少なかった農村部の顧客に商品を直接届けるという革新的なビジネスモデルで急成長を遂げました。この成功により、モンゴメリー・ワードはアメリカ最大級の百貨店チェーンへと発展していきます。

本社移転と経営破綻

本社は長年にわたりシカゴに置かれていましたが、2001年にミズーリ州カンザスシティへ移転しました。しかしその同じ年、同社は経営難から連邦倒産法の適用を申請し、全店舗の閉鎖を余儀なくされました。こうして、一世紀以上にわたってアメリカの小売業界を牽引してきたモンゴメリー・ワードの歴史に幕が下ろされたのです。

その後のブランドの行方

店舗閉鎖後もブランド名は引き継がれ、現在ではオンライン小売業者として復活しています。実店舗を持たない形ではありますが、「モンゴメリー・ワード」の名前は今もアメリカの消費者の記憶の中に生き続けています。