アメリカ南北戦争(1861年〜1865年)に関連する言葉の中には、アルファベットの「X」と「Z」で始まるものがいくつかあります。ここでは、その代表的な用語と歴史的背景をご紹介します。
Xで始まる用語
Exemption(免除)
南北戦争中、年齢、健康状態、職業などのさまざまな理由により、特定の個人や集団は兵役を免除されることがありました。徴兵制の導入に伴い、この免除制度は重要な社会問題となり、富裕層が代理人を雇って兵役を回避できる仕組みとともに、当時の世論で大きな議論を呼びました。
Extradition(犯罪人引き渡し)
罪を犯した、あるいは起訴された人物を、犯罪が行われた州または管轄区域へ送り返す手続きのことを指します。南北戦争中、北軍(連邦)と南軍(南部連合)の双方が、自らを犯罪者や裏切り者とみなす人物の引き渡しを求めたため、この問題は両陣営間の深刻な対立点の一つとなりました。
Zで始まる用語
Zeal(熱意)
南北戦争では、北南双方の多くの人々が、自らの信じる大義に対して強い熱意と情熱を抱き、そのために戦う覚悟を持っていました。こうした愛国的な熱狂は、志願兵の募集を支える一方で、戦争の長期化と激化の一因ともなったとされています。
Zouaves(ズアーブ兵)
ズアーブ兵とは、特徴的な服装と戦術で知られた歩兵部隊のことです。元々はフランス軍が北アフリカのズアーブ族の装いを採用したことに由来し、華やかな短上着、ゆったりとしたズボン、フェズ帽などがトレードマークでした。南北戦争中は北軍・南軍の双方で人気を博し、多くの志願部隊がこの独特なスタイルを採用していました。