アジアの歴史

カンダハルの戦いはいつ起きたのか?歴史上の主要な戦いを徹底解説

カンダハルでは、長い歴史の中で数多くの戦いが繰り広げられてきました。その中でも特に重要とされているのが、1738年と2001年に起こった二つの戦いです。

カンダハルの戦い(1738年)

この戦いは、ペルシャのナーディル・シャー率いる軍勢と、ムガル帝国傘下のホータキー朝アフガン軍(フサイン・ホータク指揮下)との間で行われました。

ペルシャ軍はカンダハルにあったムガル側の陣営に対して奇襲を仕掛け、決定的な勝利を収めました。この戦いによりギルザイ系パシュトゥーン人は敗北し、その結果、ナーディル・シャーによるカンダハル征服が実現することとなりました。

カンダハルの戦い(2001年)

この戦いは、米国主導の「不朽の自由作戦」の一環としてアフガニスタンで展開されたもので、タリバン政権打倒を目指す軍事作戦の一部でした。

米軍やアフガン部隊などを含む有志連合軍は、タリバンが支配していたカンダハルへの攻撃を開始しました。激しい地上作戦と空爆が数週間にわたって続いた末、2001年12月に同市は連合軍の手に落ちました。カンダハルの陥落は、アフガニスタン戦争の初期段階における重要な転換点となりました。

なぜカンダハルは戦場になりやすいのか

上記の二つはあくまで代表的な例であり、カンダハルでは何世紀にもわたり数え切れないほどの戦闘が発生してきました。

その理由は、アフガニスタン南部の交通の要衝という戦略的な立地と、地域の中心地としての歴史的な重要性にあります。こうした条件により、カンダハルは古来より度々軍事衝突の舞台となってきたのです。