北米の歴史

ユニオンジャック(英国国旗)とは?三つの十字が持つ意味と歴史を解説

ユニオンジャックとは

ユニオンジャック(Union Jack)、正式名称は「ユニオンフラッグ」といい、イギリス(英国)の国旗です。この旗は、イングランドとスコットランドの旗を組み合わせ、さらに北アイルランドを象徴する聖パトリック十字(セントパトリック・スクレイル)を加えたデザインとなっています。

三つの十字で構成されるデザイン

ユニオンジャックは、次の3つの十字(クロス)から構成されています。

  • セントジョージ・クロス(赤十字):イングランドを表します。白い縁取りが施された赤い十字が特徴です。
  • セントアンドリュー・スクレイル(白色斜め十字):スコットランドを表します。青地に描かれた白い斜め十字です。
  • セントパトリック・スクレイル(赤色斜め十字):北アイルランド(旧アイルランド)を表します。白地に描かれた赤い斜め十字です。

ユニオンジャックの歴史

ユニオンフラッグが初めて採用されたのは1606年です。スコットランド王ジェームズ6世が、イングランド王ジェームズ1世として即位したことを機に、両国の旗を組み合わせた旗が誕生しました。

現在のデザインが正式に定められたのは1801年です。グレートブリテン王国とアイルランド王国が合併し、「グレートブリテン及びアイルランド連合王国」が成立した際に、アイルランドを象徴する聖パトリック十字が新たに加えられました。

その後、1922年にアイルランド自由国(現在のアイルランド共和国)がイギリスから分離独立しましたが、ユニオンジャックは引き続きイギリスの国旗として使用され続けており、今日まで世界的に広く知られています。