北米の歴史

独立宣言の調印後、初めてアメリカ合衆国の首都となった都市はどこ?

答え:ペンシルベニア州の「フィラデルフィア」

1776年7月4日、アメリカ合衆国の歴史を大きく変える出来事が起こりました。それが「独立宣言」の調印です。そして、この歴史的な瞬間の舞台となったのが、ペンシルベニア州のフィラデルフィアです。

独立宣言が生まれた街、フィラデルフィア

当時、イギリスからの独立を決意した13の植民地の代表者たちによる「第二次大陸会議」がフィラデルフィアで開催されました。この会議の場で独立宣言が採択・署名され、アメリカ合衆国の誕生への第一歩が踏み出されたのです。

1776年〜1783年:暫定首都としての役割

独立宣言の調印後、フィラデルフィアは新生アメリカ合衆国の暫定首都として、1776年から1783年までの約7年間にわたり国家の中核となる役割を担いました。

この期間には、アメリカ合衆国初の憲法にあたる「連合規約(邦聯条例)」も採択されています。政治・立法の中心地として、建国初期の重要な意思決定が数多く行われた街でした。

その後、首都はニューヨークへ

1783年、アメリカ独立戦争(アメリカ革命戦争)が終結すると、首都の座はニューヨーク市へと移されました。その後も首都は幾度か移り変わり、最終的には現在のワシントンD.C.へと落ち着くことになります。

とはいえ、独立宣言の調印から暫定首都としての時代まで、アメリカ建国の礎を築いた街として、フィラデルフィアは今も「建国の都」として高い歴史的地位を保っています。