北米の歴史

ニューメキシコ州は13植民地の一つだったのか?その歴史的背景を解説

ニューメキシコ州は、アメリカ建国の基盤となった「13植民地(オリジナル・サーティーン・コロニーズ)」には含まれていません。では、13植民地とはどのような地域だったのでしょうか。また、ニューメキシコはどのような歴史を歩んできたのでしょうか。

13植民地とは

13植民地とは、18世紀にイギリスの支配下にあった北米東海岸の植民地のことで、1776年のアメリカ独立宣言に参加した地域を指します。以下がその一覧です。

  • バージニア
  • マサチューセッツ湾
  • ニューハンプシャー
  • コネチカット
  • ロードアイランド
  • ニューヨーク
  • ニュージャージー
  • ペンシルベニア
  • デラウェア
  • メリーランド
  • サウスカロライナ
  • ノースカロライナ
  • ジョージア

これらの植民地はすべて大西洋沿岸に位置しており、現在のアメリカ東部にあたります。

ニューメキシコ州の歴史

一方、ニューメキシコは当時スペイン領(後にメキシコ領)であり、イギリスの13植民地とはまったく異なる歴史を歩んできました。1598年にはスペイン人入植者がこの地に到達し、1610年にはサンタフェが建設されるなど、アメリカ東部よりも早い時期からヨーロッパ人の定住が始まっていました。

1848年、米墨戦争の終結に伴うグアダルーペ・イダルゴ条約によってニューメキシコはアメリカ合衆国の領土となり、1912年1月6日に47番目の州として連邦に加盟しました。つまり、ニューメキシコ州は13植民地による独立から約130年以上後に州となったのです。

まとめ

ニューメキシコ州は13植民地の一つではなく、長らくスペインおよびメキシコの統治下にあった地域です。そのため、文化や歴史においても東部の13植民地とは大きく異なる独自の背景を持っています。ヒスパニック系やネイティブ・アメリカンの文化が色濃く残るのも、こうした歴史的経緯によるものです。