北米の歴史

アメリカ独立戦争の愛国者は北からか、南からか?

アメリカ独立戦争(1775年〜1783年)における「愛国者(パトリオット)」は、北部と南部の両方から数多く現れました。イギリスからの独立を求めて戦った13植民地は、北米大西洋岸に沿って位置しており、ボストン、ニューヨーク、フィラデルフィア、チャールストンといった主要都市を含んでいました。

南北双方に広がった独立支持

独立賛成派は特定の地域に限られたものではありませんでした。ボストン茶会事件(1773年)で知られるニューイングランド地方など北部諸植民地と、ジョージ・ワシントンやトーマス・ジェファーソンを輩出したバージニアなどの南部植民地が、独立運動の二大中心地となりました。

多様な人々による戦争への貢献

これらの植民地には、イギリス系入植者だけでなく、アフリカ系アメリカ人やネイティブ・アメリカンといった多様な人々が暮らしていました。彼らもまた、兵士として、あるいは後方支援などさまざまな形で独立戦争に貢献しました。

つまり、独立戦争を支えた愛国者の力は一つの地域に偏るものではなく、大西洋岸の13植民地全体に広がっていたのです。